TEN KUH Loungeのランチやティータイムはアフタヌーンティ形式です。
今までカフェー清涯荘で培ってきたオーガニックなメニューを、更にクオリティの高いものにして、お召し上がりいただこうと考えています。
そのためには器にも私たちの考えが反映されていなくてはなりません。
通常アフタヌーンティは、スチールのフレームにお皿が何枚か乗せられる構造になっています。
既製品ではきゃしゃのものやゴールドで装飾的なものが多く、かといって作家物は重くて持ち運びに苦労しそうです。
TEN KUH Loungeは屋外のラウンジです。しっかりとした造りでありながら持ち運びが容易なもの、そして偽物ではない無垢の素材が使用されていることが求められました。
スチールのフレーム
スタッフの利香さんの知り合いでスチールの加工ができる方がいるというのでお会いしてお話しをしました。
こちらが作成した図面を見てもらうと、作ったことはないけど何とかできそうというお話で、製作をお願いすることになりました。
一つ一つ丁寧に作っていただきました。
後で聞いた話しですが、スチールを正円に曲げるために、オリジナルの治具まで作ってこの形にしていただいたのだそうです。
しっかりとしていながら、重いイメージもなく無垢の素材感が出ており、私たちの求める形になりました。
木のお皿
スチールのフレームに乗せるお皿は、陶器製では重くなってしまい持ち運びも大変です。
そこで木製のお皿ができないかということで、以前にも製作をお願いしたことがある恵那市の小林ロクロ工芸さんにお願いをしました。
無垢の素材感を大事にしたく、食べ物を乗せるお皿に塗装でコーティングしてしまうのが嫌だったので、無塗装で仕上げていただきました。
素材は、ケヤキ、栓(セン)、栃(トチ)などいくつかの種類を使用しています。
お皿の底はフレームの丸い受けにすっぽりと入ってずれないよう、その他細部までこだわった形状になっています。
仕上げは、クルミのオイルを刷り込んでいます。自然素材で匂いがほとんどなく、艶が出て耐久性も上がるのです。
こうやって、アフタヌーンティのセットができあがりました。
箸置き
そして、箸置きは陶芸アーティストの猪瀬市子さんにお願いしました。
~天空~をイメージしたものを自由に発想して欲しいとお願いしました。
TEN KUH Lounge で使われる器たちにも私たちのこだわりや思いが詰まっています。
色んなところにあるこだわりを是非発見してください!
TEN KUH Lounge のご利用券は、現在マクアケで先行販売しております。
締め切りの6/27まで残すところあと数日となってしまいました。
マクアケでの先行販売は会員登録料が無料、お食事チケット付きで実質半額で購入できます。是非この期間中にお買い求めください‼
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